本能寺地獄変

長文書きたい気分の時に使います

2021年天皇賞(春) 5月2日15時40分発走

1週空いて、春のG1シリーズ今週は天皇賞です。

春天はいつも京都競馬場で行われるんですが、向こうはいま2年半かけた大改装の真っ最中ということで、今年は阪神競馬場での開催。

もちろん距離は同じ3200mです。じゃあ別に大して変わらないんじゃないの?って気がしてきますよね。僕もそんな気はします。でも実際はメチャクチャ変わります。

とはいえここで何が変わるかまで触れるとオタク記事に寄りすぎるのでやめておきます。あくまで見どころの紹介ブログとしてライトにいきましょう!

 

 

 

6枠12番 ディープボンド

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前走でトライアルレースとなる阪神大賞典にて5馬身差の圧勝劇を飾り、一躍本命に名乗りを挙げました。

3歳時にはクラシック路線を歩んできた馬ですが、ダービー5着、菊花賞は4着と堅実ながらもパッとしない成績で終えています。

しかしここで一つ注目したいのが、去年のクラシック路線といえばご存知コントレイルの存在。そしてディープボンドはそのコントレイルと同じ馬主の所有馬です。

 

馬主が同じとはいえ、所属厩舎は違いますし、だから何だと言われると憶測の話なんか表でするべきではないと僕は思います。

でも菊花賞ぶりのレースとなる年明け緒戦こそ凡走したものの、2走目のトライアルで上記のように激走。長距離への適性は心配無用なところを見せつけました。

また、週末の天気予報は土曜が雷雨、日曜も雨とあって馬場状態はかなり悪いことが予想されます。阪神大賞典が重馬場での開催だったのも大きなファクターかと思います。

 

血統的には母父にキングヘイロー、母母母父にマルゼンスキーが入り父系は言わずとしれたディープインパクト系。日本の競馬史を感じますね。

 

 

1枠2番 アリストテレス

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2020年菊花賞、三冠のかかったコントレイルは単勝1.1倍の圧倒的1番人気で臨み、見事その期待に応えて無敗三冠を達成しました。

ただしその勝利は決して楽なものではなく、あわやのクビ差、あと10メートルあればという勢いで追い詰めたのがこの馬です。

 

ただ、菊花賞で強い競馬を見せたものの、それまで使われてきたレースはすべて中距離の条件戦。

また年明け緒戦に望んだAJCC(中山2200m)では不良馬場の中を好位から抜け出しての勝利を収めますが、トライアルの阪神大賞典では同位置から伸びずに7着に敗れています。

エピファネイア×母父ディープという血統からも、生粋のステイヤーとは呼べないのかな?という気配も漂っています。

 

しかしながらプラス要素として鞍上にルメールを迎え、「長距離は騎手で買え」という昔の格言もあるようにレース運びが重要になることは必然。

この馬の真価が問われる一戦かと思います。

 

 

1枠1番 ワールドプレミア

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2年前の菊花賞馬で、その後3歳で参戦した有馬記念でも3着と好走。

体質に弱い面があり、飛躍を期待された4歳春は休養に当てて昨年秋はパッとした成績を残せませんでしたが、今年緒戦の日経賞で3着と復活を予感させる走りを見せました。

 

主戦ジョッキーの武豊が負傷で戦線離脱していたため、前走は乗り替わり、今回も乗り替わりで福永祐一が鞍上となります。

はたしてこれがどう作用するのか。本命不在とも言える今年のメンバーの中で実績上位なのは疑いようも無いですが、ディープ産駒で5歳はそろそろお釣りが残っているのか怪しくなりだす年齢でもあります。

いろいろな意味で注目のレースになりそうです。

 

 

2枠3番 カレンブーケドール

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2019年オークス2着、秋華賞2着、ジャパンカップ2着。年が明けて京都記念も2着。コロナ禍で遠征予定が狂い休養に当てた後の秋緒戦、オールカマー2着。

続くジャパンカップ4着、有馬記念5着。流石にメンツが強いと神通力も通じないか、と思わせてからの1番人気で迎えた今年の緒戦日経賞2着。もう何なのかわかりません。

ちなみに馬主もヤキモキしてしまったのか、去年のジャパンカップ4着の後に主戦ジョッキーが降ろされてしまいました。アーモンドアイ・コントレイル・デアリングタクトに次ぐ4着なんだから十分強いと思うのは俺だけか?

 

シルバーコレクターといえ、戦ってきた相手はクロノジェネシスを始めとして一線級の猛者ばかり。この馬の実力も本物であることは疑いようはありません。

はたして3200mという未知の長距離には適応できるのか?楽しみなレースです。

 

 

8枠17番 オーソリティ

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実力未知数の4歳馬。

昨年秋にアルゼンチン共和国杯古馬と初対戦して完勝。その後に臨んだ有馬記念では直線で気付いたらいなくなってましたが今年にダイヤモンドSという3400mの長距離レースで2着に入っています。

大外枠を引いており、例年の天皇賞春といえば「内枠!先行馬!」というセオリーがあるものの今年は阪神開催。外の不利も少ないのでは?との見方がされています。

 

血統的には父オルフェーヴル、母母シーザリオということで3代前にメジロマックイーンスペシャルウィークが入っています。

長距離適性は言わずもがなといったところでしょう。鞍上には今年絶好調の川田将雅を迎えます。

 

 

2枠4番 シロニイ

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白い。

今でこそソダシのせいで「へーこの馬も白毛なんだね」で終わる話かもしれませんが、そもそも白毛がG1に出てくるのがまず10年前までは異常事態だったんですよね。シラユキヒメ一族恐るべし。

とりあえず白い。

 

 

5枠10番 ゴースト

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イラストがかわいい。見て。

 

 

8枠16番 メロディーレーン

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メチャクチャ小さい。

JRA史上最低馬体重での勝利記録保持者です。牝馬で小さいながらも菊花賞で5着に入るという戦績も持っています。

とりあえずマジで小さい。ヒシアケボノ接触すると大事故待ったなしレベル。

 

 

 

今年は本命不在で予想が難しいですね、ましてや当日は雨。

みんなも力抜いて楽しみましょう!

 

 

 

おしまい