馬券予想あれこれ
大阪杯荒れましたねえ、天候だけはどうにもならんなあ。
とはいえどちらも、負けてなお強しといった内容だったんじゃないかなと思います。次は安田か宝塚だろうけど、中距離路線の層が厚くて楽しみですね。
で、自分のフォロワーにもちらほらリアル競馬に興味持ち始めた人も見かけるので、参考になればと思って自分なりの予想の仕方なんかをこちらに。競馬の話できる人が増えるのはマジ嬉しいですねえ。
とりあえず最初に伝えておくと、僕ギャンブルって好きじゃないんですよ。
パチンコもスロットもやらないし、宝くじも買わないし、ファイナルターンパンチとか何が面白いのか全然わからないし、Vザンギが前にジャンプしてくるの見るとくそムカつきます。
でもお前競馬やってんじゃんって言われるんですけど、競馬はデータに基づいた分析によってその確率を(中略)
とりあえず、まずはnetkeibaを見ることから始まります。今週何のレースがあって誰が出るのか、このサイトを見るのが一番です。というか競馬の情報なにかしら欲しい時はまずnetkeiba見れば8割解決します。神サイトです。
目次
戦績
兎にも角にも、まずはここを見ないと話になりません。全てのデータの要はその馬の実績に基づきます。
競馬新聞やnetkeibaの成績欄から見ることのできる情報だけでも、正直多すぎてどれを重視すればいいか分からないと思います。なので、自分なりにこの順番でチェックするってものを順に挙げていきます。
過去3~5走のレース条件と着順
まずはここです。大雑把ですが予想レースと近い条件で好走していれば適性は合っているのでしょう。逆に距離に延長や短縮があったり、そもそも未経験の距離に出走する場合なんかは後述の血統なんかも照らし合わせて予想します。
前走勝っていたりする場合、その勝ち方(2着との着差)も見ておきます。ただし重賞初挑戦のような馬の場合は、連勝途中であってもこれまでより相手が強化されるので注意です。他では上位人気馬が順当に勝ってきてる場合は確かな力があると見て良いと思います。
騎手
ずっとコンビを組んでる騎手が今回も乗るならプラスも割引も無いんですが、乗り替わりの時は注意です。狙ってる馬に今回ルメール(※騎手界のウメハラ)が乗ってたりすると笑顔です。
他に誰なら良い悪いってのは一概には難しいんですが、この一覧表で15位以内に入っていれば全然ダメということは無いと思います。でも重賞で三浦は僕なら買いません。
斤量
ハンデのことです。G1レースだけ見る分にはそんなに気にならないんですが、重賞の中にはハンデ戦や別定戦というものがあって大体50kg~59kgくらいの間で重量が変わります。
ハンデで2kg違うと影響もそれなりに出てくるんですが、G1では馬の性齢で固定の斤量が決まってます。前走で軽ハンデで勝ち上がってきた馬が、大幅に斤量増なんかの場合は割引ですね。
枠順、天候
枠
枠順って結構大事なんですよ。結構っていうかレースによっては枠の不利だけで勝敗決まっちゃったりするくらい。
何故かというと、競馬って馬それぞれに自分が狙いたいポジションとか走りたいコースとかの思惑があるんですね。でも一斉にヨーイドンして走る以上、邪魔されたり遠回りを余儀なくされたりが日常茶飯事です。
例えば有馬記念は中山2500mなんですが、このレースってスタート位置が外回りコースのコーナー手前なので、開始してすぐに最初のコーナーを迎えます。なので内枠だと最短距離で回れるんですが、外枠だと内に入れずに大回りさせられてロスが増えたりするんですね。
走る距離が長くなると単純にそれだけ不利なので、一般的には内枠有利と言われるレースです。ただ大外枠なら逆に馬群に揉まれず気持ちよく走れるのも事実なので強い馬なら関係なしに勝ったりしてます。これもうわかんねえよな安心してくれ俺もわからん。
天候
いわゆる馬場状態というものに影響してくる要素です。競馬ってのはだいたいは良馬場で行われるんですが、良馬場って何かというと芝が水分を含んでなくて乾いて走りやすい状態です。
ところが雨が降ってしばらく経つと、徐々に状態が悪くなってきて走りにくい重馬場に近付いていきます。不良馬場まで行くともう水溜まりがある状態です。
こうなると馬ごとに重馬場が得意かどうかで判断するしかありません。影響度としてはかなり大きな要素です。
血統
はい来た。競馬の一番面白くてロマンに溢れてるところ。実際ここだけ気にして予想するのが一番楽しいし健全なファンって感じがします。長いこと見続ければそれだけ思い入れもある馬が増えていってお得!
父馬
もちろん大事。だいたい種牡馬ごとの産駒特徴ってのがあるので、その傾向と該当レースの条件を照らし合わせていく感じです。
産駒の特徴については「〇〇 産駒 特徴」とかで検索するとだいたい以下のようなサイトにたどり着きます。最初は得意距離と重馬場適性だけ見ると分かりやすいかと思います。
母馬
こっちも大事と言えば大事です。なんで微妙な言い方したかというと、父馬と違ってそんなに産駒に特徴が出るってわけでもないんですが「この母馬の仔はよく走る」みたいな傾向はけっこう現れてきちゃうんです。
ウマの登場キャラで言えばナリタブライアンとビワハヤヒデも、父馬は違えど同じ母から生まれた仔です。ダイワスカーレットの異父兄もG1競争5勝の超一流馬でした。
そんな風に、兄弟に実績馬がいるとかなり期待が持てると見ていいと思います。
調教
ここまでチェックし出すとオタク一歩手前です。
競走馬って目標レースに向けて調教という名のトレーニングを日々積んでるんですが、もちろんその練習のタイムやら様子などから、今の調子がなんとなく伺えます。
でも「栗東CW 4F49秒3 - 36秒5 - 12秒5」とか書かれても何のことか分からないですよね。安心してください普通はわかりません。
とりあえずは「調教は水曜日と木曜日」とだけ覚えておいて、見たいレースの木曜午後あたりにTwitterで「〇〇(馬名) 追い切り」とでも検索すれば記者や予想師の人たちが欲しい情報を出してくれてます。それを見ましょう。
あとは調教後馬体重というデータもあるので、前走からの変動やその馬が好走してる時の馬体重と比べてどうか、そのあたりも抑えておくと楽しいですね。
だいたいはこんな感じで日頃から予想してます。
とはいえ好きな馬から買うのが一番だし、顔が好みの騎手とか居たらその人絡めるとかでもいいと思います。馬券は応援チケット!
おしまい