プロの価値
このエントリ、もともとは
「最近、プロゲーマーってぽこじゃか増えてるイメージあるし、なんか元々そんな気無かった人でも『俺でもプロとかワンチャンなれるんじゃないか…どこか声かけてくんないかなぁ…?』みたいに考えてる人けっこう居そうで、うーんこれって何かに似てるんだよなあ」
「あ、『自分のやってるゲームコミュニティに突然女プレイヤーが参入してきて、それまでは女とか興味ないしみたいな顔してたのに意気揚々と姫の護衛しだす近衛兵オタク』に似てるんだ」
って内容をもっと具体的に書こうと思ったんだけど、多方面から怒られそうなのでやめました。
でも実際、分類したらプロって肩書になる人でも、ほんとピンキリですよね。
スト5ってゲーム性とか開発の姿勢に文句言う人多いイメージあるけど、「スト5のプロプレイヤー」を続けてる人たちってみんな大会で安定して結果残してるし、スト5中心の生活しててほんと凄いと思うわ。
なんか年に2、3回くらいしか大会出ないし普段は別のことしかしてないのに、「ぼくはこのゲームのプロです!」とか言われても困るもんな。いや例えばの話だけど。
ときどさんが本当に皆から凄いって言われるのは、そんなプロって言葉の価値を貶めるようなことはしてないどころか、「プロってのはこういうもんなんだよ」ってのを言葉でも結果でも示してくれてるからなんでしょうねえ。
まあ専門学校のプロゲーマー養成コースとか結構馬鹿にする人も多いと思うけど、実際芸術系でも音響系でも専門学校って中途半端な気持ちで入る子ばっかですよ。おれ会社説明会とかでしょっちゅう行くからよく分かるけど。
「大学行くほど勉強したくはないけど、すぐ社会人とかは嫌だしもうちょっと遊びたい。じゃあアートなり音楽なり自分の好きなことならやる気湧くだろうし、仕事にしてもいいかなー」
って気持ちで選ぶ子、7割くらいいるんじゃないかって体感してます。もちろんモノにならずに内定取れずフリーターか、要領よく就職できてもモチベ続かず仕事辞める子が目立ちます。
よく格ゲーは「アマチュアとプロの差が強さでは測れない。プロに勝てるアマチュアはごまんと居る」みたいに言われるけど、だからこそ今からプロゲーマーになりたいって思う人には本気で目指してほしいな、とオッサンは思います。
「プロ」になれるのはロビー活動の上手い奴
大会で勝つのは不器用な「アマチュア」
みたいな光景、別に見たくないでしょ。