本能寺地獄変

長文書きたい気分の時に使います

勝ち負けについて

せっかく作ったブログなので初日くらいは少し書こう。

 

多分ここ見てる人は皆ご存じのとおり、自分はもともと対戦ゲームといえば格ゲーしかやらない猿でした。

格闘ゲーム以外の対戦媒体にハマったのは、ちょうど今から3年前にハースストーンに触れたのが最初くらいです。

 

で、やっぱりジャンルが変わると勝ち負けの"重み"的なものも全然変わるんですよね。

特に最近、格闘ゲームやりながらDTCGに手を伸ばす人も増えてきたので、両者のゲーム性の違いを前々から言葉にしたいなと思ってました。

 

ちなみに僕はハースストーン(以下:HS)以外のゲームやったこと無いので、HS前提の話としてください。

 

 

・一試合から汲み取れる技量

これ格闘ゲームなら、明らかに腕に差があるかどうかくらいは対戦すれば分かります。

例えば、突然打った弾にちゃんとスパコンで弾抜けとかされたら上手いなって思うし、展開の早い技にきっちり確定取られたら、相手やりこんでるなって分かります。

 

でもこんなもん、HSで一試合しただけじゃ何もわかんないんですよ。

相手がブン回って自分が事故ってたら単なる虐殺ショーになるし、そこに腕の差なんかほとんど影響しません。

格ゲーに例えると「弾に相手の飛びがかみ合って、コンボからの起き攻めジャンケンで読み負けてそのまま終了」みたいな試合がそこそこ発生するようなもんです。

 

そう言うと、

「飛ばれるような弾撃つほうが悪いんじゃないか」

みたいに揚げ足取ってくるオタクが必ずいると思うんですけど、HSで手札事故ってのは格ゲーに例えると

「レバーに触れてないのに静電気で勝手に波動コマンドが入力された」

みたいなもんなので回避不可です。

どれだけ自分が上しか見ずに昇竜コマンド準備してようと、気分で飛んできた相手に対して貴方のリュウはハドウケン!してるんです。

 

つまり何が言いたいのかというと、

「格付けしたいからってDTCGで1先、3先とか申し入れても何の意味もないぞ」

ってことです。

 

格ゲーマーは対戦の勝ち負けの結果に命を懸けてきた生き物なので、勝者が正義で敗者はゴミ屑という価値観が染みついてしまってますが、

たまたま1回対戦して勝っただけで「俺はあいつより上手い」とか吹いてる奴は真性なので気を付けましょう。

 

 

・上手い下手の定義

そもそもカードゲームである以上、プレイングにフィジカルの差は出ません。

格ゲーなんかは手先の器用さや意識配分、ゲームメイクのプランニングまで全てが画面の中に結果として反映されますけど、

「俺はワンダリングモンスターからキングムクラが出たら10フレームで反応してエモート押せる」

とかいう、ずば抜けた身体能力の人が居てもHSの試合に影響はしません。

 

じゃあ何が上手い下手なのか。やっぱり先を見据えて動いて結果に繋げたり、相手のプレイに対するリスク管理が出来ている人だと思います。

んで、こういうのって別にタイマンで対戦してても分かりにくいんですよ。だって相手の手札見えてねーし、ドンピシャで刺さったプレイがあったとしても狙い済ました結果なのか、たまたま上手く運んだだけなのかわかんねえもん。

 

更に言うと、一人でずっとプレイしてて上手くなるのって結構難しいと思うんです。

自分の選んだ行動以外に勝ち筋があったとしても、それに自分で気付くのって普通にやってたら割ときついんです。

自分のプレイを録画して見返したりするの、ガチな人くらいでしょ。

 

 

ここでは何が言いたいのかというと、

「いまの運悪すぎ!こんなん勝てるか!」

とか思ってる自称"俺は上手い"キッズが居たとして、いや実際きみが気付いていなかっただけで勝てたかもしれない試合だったよ、ってケースもよくあるんです。

 

運が悪いと誰にでも負けれるのは事実なんですけど、だからといって自分が上手い部類だと勘違いするのはヤベエよって話です。

観戦しながら誰かと「俺ならこうする」的な意見交わしたり、盤面スクショ貼ってここ何がいいみたいな話するのすごく勉強になるから、負けず嫌いの格ゲーマーはこれやると良いと思うんだけどあまり見かけない。

 

 

・定時

定時過ぎたんでジム寄って帰ります。

もうちょい書きたいことあった気もするけどまた今度気が向いたら。