エルデンリング
メチャクチャ久しぶり。というかブログの存在すら忘れてた。
なんで急に書く気になったかというと、年末にPS5買ったので今更ながらにエルデンリングやってるんですが、これが面白いからです。
でもツイッターで迂闊なこと書くと、プレイ済みの人から貰うリプの内容で「は?俺それ知らんが?」って危険もあるし、何より未プレイの人へのネタバレになるのも良くないかなと思ったので。
別に教えてくれとかいうつもりは一切なく、プレイ済みのやつらが俺の配信見てニヤニヤしてるからそれの補完みたいなエントリです。
いや、まあもうネタバレとか気にする時期は過ぎてるとは思うんですけどね。
自己満足みたいなもんですね。
というわけで、以下興味ない人とかそのうちプレイするよって人はご注意。
今はプレイ時間50時間に少し足りないくらいです。
進行度合いっていうか、このゲームどのルートでどんなイベント順にこなすのが正道なのか全然分かってないんだけど、マップで言うと聖都ローデイル行けるようになったとこ。
竜のツリーガードとかいう奴がたわけだった。苦労した。
行けるようになったはいいけど、なんか他にやり残しから片付けたいなと思ってずっと寄り道してました。
ラダーン倒して、ラニのイベント進めて、永遠の都ノクステラに昨日進んだところです。
最初そっちの道に気付いてなくて、水道橋の方に進んで坩堝の騎士に永遠に転がされてました。
諦めて放置して先に進んだら英雄のガーゴイルとかいう奴に永遠に転がされた。
でもなんか他所をウロウロしてる間にDが仲間になって打開できました。戦争とは数なんだ。
ていうか探索できてない場所メチャクチャあるんだろうなー、俺昨日までリムブレイブの戦学びのボロ家ってとこ行ったことなかったもんなw
まさかあんな初期に行けそうな場所で新しい祝福見つけるとは思わなかったよね。
以下は現状の所感というか思ってること箇条書きです。
・武器は神肌剥ぎ出血派生とエレオノーラの二刀流です。ずーっと氷殻の斧だけで戦ってたから攻撃力めっちゃ上がって楽になった。
でも戦技の血の斬撃がダメージ高いけど大振りすぎて使いにくい気がするんだよな。あと血が出ない相手が結構いて困る。
血が出る相手はだいたい氷結も効くイメージあるし、氷派生に変えてみようかなあ。霜踏みのほうが使いやすそうだし。
・最初はシミター強化してずっと使うつもりだったし、属性強化できるの当分先だろうなって思ってたから魔術の魔法の武器だけ覚えたんだけど、完全に使う機会なくなったw
知力に振った分もったいなく感じてきたし、生まれ直ししてもいいかなって考えてます。
でもどうせ生まれ直すならもっと脳筋武器とかも振ってみたいんだよねえ、消費アイテム制だとこういうところが貧乏性で困る。
・地図のでかい木のとこに小黄金樹があって化身がいるのはわかってきたけど、それ以外に道端におもむろにある金ピカの枝生えてるやつ絶対見落としまくってる気がする。瓶の使用回数10じゃ足りねえ~
・あと教会に回復量アップの聖杯があるのもわかってきたけど、これも全然見落としあるんだろうな。地図で未踏エリア色分けしてくれ!そんくらいは親切でもバチ当たらんやろ!
・とはいえ現状で不満点は、地図で高低差全くわからんくて行けるかどうか掴めないところと、落ちたら死ぬ高さかどうかがよくわからんくて落ちて死ぬところと、壁や柱を敵の攻撃が貫通してきて食らって死ぬところと、敵が強いのと、ルーンが溜まりにくいのと、画面の推奨明るさが暗すぎるのと、NPCの会話内容後から見返したいから会話アーカイブほしいのと、敵が強いのと、探索範囲が広すぎるのと、毒がたわけなのと、敵が強いところくらいです。
あともう一つ、面白すぎて時間が足りないのが一番困ってるわ。
2021年 中央G1予想答え合わせ
今年も全日程終わりましたねえ。お疲れさまでした。
というわけで、春シーズンからの振り返りといたしまして。本命予想馬と予想成績をそれぞれ併記していきます。
皐月賞:ヴィクティファルス(9着)惨敗
NHKマイルカップ:バスラットレオン(落馬)ばかじゃないの
オークス:ソダシ(8着)惨敗
スプリンターズS:レシステンシア(2着)惨敗
秋華賞:ソダシ(10着)惨敗
エリザベス女王杯:レイパパレ(6着)惨敗
チャンピオンズC:ソダシ(12着)惨敗
阪神JF:ベルクレスタ(6着)惨敗
馬券的には24戦7勝、馬連は菊が24倍程度、秋天はガチガチで他含めて平均するとだいたい10倍前後かな。菊の三連複は割と付いてましたね。
ということでG1に限ればまずまずで終わりの年でした。基本馬連で勝負してるくせに本命が2着に来て外してるのはダサいからこの辺読み当てていきたいですね。
あとホープフルは予想では三連複5頭BOXで普通に的中してました。この日程組んだJRA許さんからな。
まあ、G1以外では割とスコンスコンな年だった気がします…。
来年も競馬楽しんでいきましょう!
2021年優駿牝馬 5月23日15時40分発走
いよいよクラシック第二戦、樫の舞台であるオークスですねー!
これまで春のG1レースは注目馬の紹介って形で記事書いてきましたけど、桜花賞組も多いことから同じような内容でも面白くないので、僕の現時点での予想と見解みたいなことをだらだら書いていきたいと思います。
・牝馬にとっては長過ぎる距離
2400mという距離は3歳馬はもとより、全ての牝馬限定戦の中で最も長い距離のレース。当然出走馬たちにとっては、ほぼ全ての馬が初めて経験する未知の距離になる。
つまり、距離が保つかどうかの確たる材料が無い状態なので、血統や過去のレースぶりから推定するしかない。
過去の勝ち馬を見ると、成績で安定しているのはやはりディープ産駒。母数の多さも勿論あるが、特にディープ×母父ストームキャットは一昨年にラヴズとカレンがワンツーフィニッシュ。
デアリングタクト(エピファネイア)、アーモンドアイ(ロードカナロア)のように非サンデー系の勝ち馬も勿論居るが、これらは圧倒的な前評判も既に得ていた別格級の馬。
基本はサンデー系から買うレース。
※サンデー系該当馬
・スルーセブンシーズ
・パープルレディー
・ウインアグライア
・アカイトリノムスメ
・ハギノピリナ
・ユーバーレーベン
・エンスージアズム
・ファインルージュ
・ニーナドレス
・スライリー
・ステラリア
血統面で面白いなと思ってるのは3番パープルレディー。全兄弟は短いところで結果を出している馬が多いけど、パープルレディーは前々走にメンバー中唯一2400mを経験して勝ち上がってきてる。
母系にダンシングブレーヴとトニービンの入るスタミナ血統が顔を出してるのかも、と思うと馬場が渋ったら抑えておきたい馬。人気も薄いので2〜3着狙いの連複で狙いたいね。
フローラSは超高速馬場の煽りを食って届かずの6着だったけど、当日の湿り具合では面白いと思う。
・展開と傾向
まず脚質だけど圧倒的に差し有利。
東京2400mってコース自体は時計が早い関係で好位から抜け出して押し切り勝ちの力関係が出やすいレースなんだけど、オークスだけは別で先行馬は結果が全く伴ってない。
ただ直線一気の追い込み有利なのかというとそうでもなくて、中団待機した馬が直線で一瞬の切れ味を見せて勝つ展開が多い。
つまり持ち時計のある馬が優位。
さて出走馬を見てみると、桜花賞で上がり最速はサトノレイナス(32.9)だけど今回は不出走。
次にククナ(33.2)、ファインルージュ(33.7)、ソダシ(33.8)と続く。
フローラS組だとユーバーレーベン(33.2)が該当。
ソダシはこれまでの勝ち方として3〜4番手から抜け出して勝つレースが多く、正直切れ味では他の馬に一歩譲ると思う。
ただ去年の阪神JFに注目したい
このレース、普段より若干中団寄りから直線に入って、じわじわと脚を伸ばすも明らかに自分より良い脚を使うサトノレイナスに詰め寄られて終わったと思った。
でもそこから脅威の勝負根性で粘るどころか差し返して1着。2歳の牝馬がこんなレースを見せるのは凄まじい負けん気の持ち主だと思う。
正直今回のオークス、ソダシに不利なデータは割と揃ってる。
1800mまでしか重賞実績のないクロフネ産駒、オークスに合わない先行馬、などなど。
でも「白毛は走らない」とか言われながら奇跡を起こし続けてきた無敗桜花賞馬に、そんな過去の傾向を当てはめてどうこう言うこと自体が間違いな気がしてきてる。
あの勝負根性があれば同世代の牝馬、ましてやサトノレイナスのいないメンバー相手にソダシが負けるんだろうか?
・予想
ユーバーレーベンが持ち時計は文句無しだけど1勝馬かつトライアル3着の馬には明らかに過剰人気。ただ距離延長はプラス。
怖いのはソダシとアカイトリノムスメを見ながら後ろにつけられる枠なんだよね。道中控えて瞬発力勝負になればロスの無い位置取りできるので。
オークスの舞台でのミルコも怖い。難しい。
ファインルージュは血統的には距離に疑問が残るけど、そこは疑い出すと他にもキリがない。
桜花賞は内にソダシがいてその後ろという絶好のポジションが大きかったけど、今回はソダシ11番、ファインルージュ13番。思い通りの位置でレース運びできるとは限らない。
個人的には切り。
クールキャット。スクリーンヒーロー×ダンスインザダークはいかにも東京2400に合いそうな血統。抑えたい。
【現状】
ソダシ軸に相手はクールキャット、アカイトリノムスメ、ステラリア、ククナ。穴抑えでパープルレディー、アールドヴィーヴル。
後は当日の馬体重と馬場状態次第で。
2021年NHKマイルカップ 5月9日15時40分発走
今週のG1レースはNHKマイルカップ。
昔は皐月賞やダービーといったクラシック路線には外国産馬は出走できなかったので、そういった通称マル外の馬はみんな、このG1を春の大目標に据えていました。
ところが今では、JRAの主催G1はすべて国際認定を受けているレースになるので、外国馬であろうと出走が可能です。
じゃあNHKマイルカップの価値は落ちたのか?といえば決してそうではなく、近年でも香港マイル覇者のアドマイヤマーズや、牡馬に混じって国内G1で激走を続けたアエロリットなんかの名馬がこのレースの勝ち馬から出ています。
特に最近顕著に見られる日本の馬場の高速化と、スピード重視に寄ってきた血統図の兼ね合いで、東京1600mという条件のレースは非常に見応えがあると思います。
レースのデータ的に言えば「1番人気の勝率が高いが、平均配当は高水準」という、堅く決まるか荒れるかが読みにくいレースです。
枠の有利不利も統計的にはほぼ無いと見て良いと思います。マイル戦ながら直線の長い東京コースなので差し馬にも勝機は十分です。
4枠8番 グレナディアガーズ
去年の朝日杯FSにおいて、1600mのマイル戦をコースレコードで制した2歳王者です。
(最優秀2歳牡馬は無敗の戦績が評価されて、ホープフルSの勝ち馬ダノンザキッドが受賞しました)
デビューから勝ち上がりまで3戦を要し、1勝で臨んだ大一番で七番人気の穴評価を覆す快走を見せましたが、年明け緒戦のファルコンSは逃げたルークズネストをアタマ差捉えきれず2着。
とはいえ休み明けの叩きだったことを考慮すれば、まずまずの走りではないでしょうか。
最大の特徴はその血統。
父フランケルは近代の「欧州最強馬」として14戦14勝(G1競争9勝)のパーフェクトスコアを残し、2着馬に通算で76馬身以上の差をつけた怪物です。
エリート馬としての意地を見せられるのかが、注目のレースになるでしょう。名手川田を背に大一番に挑みます。
2枠4番 バスラットレオン
夏の新馬戦を圧勝した後は勝ちきれないレースが続いていましたが、今年に入ってから一変。
年明けすぐのシンザン記念では惜しくも粘りきれず3着でしたが、続く自己条件戦で新人騎手を背に快勝すると、なんと前走のトライアルとなるNZTで5馬身差の逃げ切り圧勝。
スタートから終始先頭を維持した上で、上がり3Fのタイムもメンバー中最速という驚くべきパフォーマンスを見せました。
はっきり言ってこのレースだけ見れば、他馬と明らかに格が違います。それほど強い競馬でした。
もし本番でもこのまま突き抜けるようなことがあれば、今後マイル路線の大本命として君臨する予感がします。
血統的には父キズナ。先週惜しくも2着に敗れたディープボンドと同じですね。
舞台はまるで違えど、はたしてどうなるか。
7枠15番 シュネルマイスター
有力馬の中で、もっとも未知数の馬がこちらではないでしょうか。
3戦2勝2着1回。前走敗れた弥生賞は2000mでしたが、勝った2戦はどちらもマイル戦でした。
当馬の父キングマンボはマイル路線で活躍し、種牡馬となってからは日本での代表産駒としてエルコンドルパサーとキングカメハメハを輩出し、大成功を収めています。
上記2頭はクラシックディスタンスもこなせる柔軟性のある馬でしたが、他の産駒にはマイルから中距離を本領とする馬が多く、シュネルマイスターもマイル戦を得意とするのかもしれません。
何より、エルコンドルパサーもキングカメハメハも、3歳時はNHKマイルカップの勝ち馬として名を残しています。
4戦目のキャリアでそれに続くことが出来るのか。鞍上にはルメールを迎えて挑みます。
7枠13番 ホウオウアマゾン
前走のトライアルとなるアーリントンCで、雨の重馬場の中を好位からスッと抜け出して見事に勝利、一番人気に応えています。
ここまで6戦3勝2着2回、唯一の大敗となった朝日杯FSでは中団からの競馬になりましたが、それ以外のレースはすべて二番手あたりから抜け出しています。
本番ではバスラットレオンという力のある逃げ馬がいるので、ペースコントロールが上手く合うかが焦点でしょうか。
鞍上はベテラン武豊。乗り替わりでの騎乗ですが、そういう意味では最も合う屋根かもしれません。
血統的には父キングカメハメハ、母父アグネスタキオンとなります。
8枠18番 ピクシーナイト
多分今回のレースで一番ウマ娘に縁がある血統がこの馬です。
父モーリス(父父父グラスワンダー)、母父キングヘイロー、母母父サクラバクシンオー。
いかにもな快速母系に、マイル絶対王者であるモーリスの配合というコンセプトを感じる血統ですね。
今年のシンザン記念の勝ち馬ですが、このレースは過去にジェンティルドンナやミッキーアイル、アーモンドアイといったG1馬が名を連ねる出世レースになります。
はたしてそれら名馬の後を辿ることができるのか?
ちなみにピクシーとかいう名前ですが馬体重は貫禄の530kg前後と全然小さくありません。
個人的には今回、上位人気5~6頭くらいはそれほど力には差がないんじゃないかと見ています。
まだ馬が若い3歳馬ということもあり、荒れるかどうかも注目ですね。
おしまい
2021年天皇賞(春) 5月2日15時40分発走
1週空いて、春のG1シリーズ今週は天皇賞です。
春天はいつも京都競馬場で行われるんですが、向こうはいま2年半かけた大改装の真っ最中ということで、今年は阪神競馬場での開催。
もちろん距離は同じ3200mです。じゃあ別に大して変わらないんじゃないの?って気がしてきますよね。僕もそんな気はします。でも実際はメチャクチャ変わります。
とはいえここで何が変わるかまで触れるとオタク記事に寄りすぎるのでやめておきます。あくまで見どころの紹介ブログとしてライトにいきましょう!
- 6枠12番 ディープボンド
- 1枠2番 アリストテレス
- 1枠1番 ワールドプレミア
- 2枠3番 カレンブーケドール
- 8枠17番 オーソリティ
- 2枠4番 シロニイ
- 5枠10番 ゴースト
- 8枠16番 メロディーレーン
6枠12番 ディープボンド
前走でトライアルレースとなる阪神大賞典にて5馬身差の圧勝劇を飾り、一躍本命に名乗りを挙げました。
3歳時にはクラシック路線を歩んできた馬ですが、ダービー5着、菊花賞は4着と堅実ながらもパッとしない成績で終えています。
しかしここで一つ注目したいのが、去年のクラシック路線といえばご存知コントレイルの存在。そしてディープボンドはそのコントレイルと同じ馬主の所有馬です。
馬主が同じとはいえ、所属厩舎は違いますし、だから何だと言われると憶測の話なんか表でするべきではないと僕は思います。
でも菊花賞ぶりのレースとなる年明け緒戦こそ凡走したものの、2走目のトライアルで上記のように激走。長距離への適性は心配無用なところを見せつけました。
また、週末の天気予報は土曜が雷雨、日曜も雨とあって馬場状態はかなり悪いことが予想されます。阪神大賞典が重馬場での開催だったのも大きなファクターかと思います。
血統的には母父にキングヘイロー、母母母父にマルゼンスキーが入り父系は言わずとしれたディープインパクト系。日本の競馬史を感じますね。
1枠2番 アリストテレス
2020年菊花賞、三冠のかかったコントレイルは単勝1.1倍の圧倒的1番人気で臨み、見事その期待に応えて無敗三冠を達成しました。
ただしその勝利は決して楽なものではなく、あわやのクビ差、あと10メートルあればという勢いで追い詰めたのがこの馬です。
ただ、菊花賞で強い競馬を見せたものの、それまで使われてきたレースはすべて中距離の条件戦。
また年明け緒戦に望んだAJCC(中山2200m)では不良馬場の中を好位から抜け出しての勝利を収めますが、トライアルの阪神大賞典では同位置から伸びずに7着に敗れています。
父エピファネイア×母父ディープという血統からも、生粋のステイヤーとは呼べないのかな?という気配も漂っています。
しかしながらプラス要素として鞍上にルメールを迎え、「長距離は騎手で買え」という昔の格言もあるようにレース運びが重要になることは必然。
この馬の真価が問われる一戦かと思います。
1枠1番 ワールドプレミア
2年前の菊花賞馬で、その後3歳で参戦した有馬記念でも3着と好走。
体質に弱い面があり、飛躍を期待された4歳春は休養に当てて昨年秋はパッとした成績を残せませんでしたが、今年緒戦の日経賞で3着と復活を予感させる走りを見せました。
主戦ジョッキーの武豊が負傷で戦線離脱していたため、前走は乗り替わり、今回も乗り替わりで福永祐一が鞍上となります。
はたしてこれがどう作用するのか。本命不在とも言える今年のメンバーの中で実績上位なのは疑いようも無いですが、ディープ産駒で5歳はそろそろお釣りが残っているのか怪しくなりだす年齢でもあります。
いろいろな意味で注目のレースになりそうです。
2枠3番 カレンブーケドール
2019年オークス2着、秋華賞2着、ジャパンカップ2着。年が明けて京都記念も2着。コロナ禍で遠征予定が狂い休養に当てた後の秋緒戦、オールカマー2着。
続くジャパンカップ4着、有馬記念5着。流石にメンツが強いと神通力も通じないか、と思わせてからの1番人気で迎えた今年の緒戦日経賞2着。もう何なのかわかりません。
ちなみに馬主もヤキモキしてしまったのか、去年のジャパンカップ4着の後に主戦ジョッキーが降ろされてしまいました。アーモンドアイ・コントレイル・デアリングタクトに次ぐ4着なんだから十分強いと思うのは俺だけか?
シルバーコレクターといえ、戦ってきた相手はクロノジェネシスを始めとして一線級の猛者ばかり。この馬の実力も本物であることは疑いようはありません。
はたして3200mという未知の長距離には適応できるのか?楽しみなレースです。
8枠17番 オーソリティ
実力未知数の4歳馬。
昨年秋にアルゼンチン共和国杯で古馬と初対戦して完勝。その後に臨んだ有馬記念では直線で気付いたらいなくなってましたが今年にダイヤモンドSという3400mの長距離レースで2着に入っています。
大外枠を引いており、例年の天皇賞春といえば「内枠!先行馬!」というセオリーがあるものの今年は阪神開催。外の不利も少ないのでは?との見方がされています。
血統的には父オルフェーヴル、母母シーザリオということで3代前にメジロマックイーンとスペシャルウィークが入っています。
長距離適性は言わずもがなといったところでしょう。鞍上には今年絶好調の川田将雅を迎えます。
2枠4番 シロニイ
白い。
今でこそソダシのせいで「へーこの馬も白毛なんだね」で終わる話かもしれませんが、そもそも白毛がG1に出てくるのがまず10年前までは異常事態だったんですよね。シラユキヒメ一族恐るべし。
とりあえず白い。
5枠10番 ゴースト
イラストがかわいい。見て。
8枠16番 メロディーレーン
メチャクチャ小さい。
JRA史上最低馬体重での勝利記録保持者です。牝馬で小さいながらも菊花賞で5着に入るという戦績も持っています。
とりあえずマジで小さい。ヒシアケボノに接触すると大事故待ったなしレベル。
今年は本命不在で予想が難しいですね、ましてや当日は雨。
みんなも力抜いて楽しみましょう!
おしまい
2021年皐月賞 4月18日15時40分発走
さて今週は皐月賞です。牡馬クラシック三冠戦の幕開けになります。
先週の桜花賞には分かりやすい構図がありました。奇跡のアイドルホース・ソダシと、そのライバル・サトノレイナスを中心として他馬がそれを取り巻く図ですね。
一方で、今年の皐月賞には明確な主役が不在です。少なくとも自分はそう見ています。
皐月賞というレースは、ここ2年こそサートゥルナーリアとコントレイルという本命が順当に勝利していますが、それ以外の年では一番人気が凡走して荒れることも少なくないレースです。今年はその傾向に近付いているのかもしれませんね。
4枠8番 ダノンザキッド
昨年、3戦3勝でホープフルSを一番人気に応え完勝。サートゥルナーリアを彷彿とさせるキャリアで最優秀2歳牡馬に輝いた後、皐月賞のステップとして今年の緒戦に弥生賞を選択しました。
オッズは貫禄の単勝1.3倍、ここは軽く流して本番へ向けて視界よしかと思われましたがなんとホープフルSで格付けしたはずのタイトルホルダーの逃げを捉えられず3着に敗北。負け方も道中折り合いがつかずに抑え込んだ結果、直線での反応が鈍ってスパートが遅れるという気性に問題を残すところとなりました。
とはいえ、全レースで出走馬中で上がり3Fの最速タイムを記録しているようにその脚への確かな評価は変わりません。
中山2000mという特殊なコースを、同条件のトライアルで経験できたことも大きいでしょう。鞍上には今年絶好調の川田将雅を迎え、2歳王者の意地を見せられるのか。
4枠7番 エフフォーリア
JRAには美浦と栗東という、それぞれ関東と関西のトレセンがあって中央の競走馬は必ずそのどちらかの調教師のもとで登録を行うわけですが、過去の統計でG1レースは明らかに関西馬が優位という結果が出ています。
理由とか詳しい話はいろんな意見が出てくるのでここでは触れませんが、菊花賞のように関東馬は入賞も難しいレースがあったりします。皐月賞もそこまでではないですが、やはり過去の結果からは関西馬が優勢です。
エフフォーリアは、そんな中で関東馬の筆頭として参戦します。
デビューは2歳の夏で新馬戦を勝利と順調に思われましたが、体質に弱いところがありレース間隔に気を遣いながらのキャリアとなりました。
しかしレースを使うごとに強くなってきた相手たちに、1馬身、2馬身とリードを伸ばしながらの3戦3勝無敗で臨む皐月賞。しかも前走である共同通信杯では、2着と3着に入った馬がともにその後重賞を勝利したことで、その価値は更に高まっています。
鞍上は若手ナンバーワン騎手の横山武史。初のタイトルと無敗皐月賞馬のかかる一戦です。血統的には父母父がスペシャルウィークになります。
6枠11番 ディープモンスター
「親に似た競走馬は大成する」とよく言われます。
父ディープインパクトの馬名の一部を冠する当馬は、毛色こそ異なるものの馬体重は450kg前後と、父と同じく牡馬としては小柄な部類の体型です。事実、上に挙げた2頭はともに510kgオーバーの立派な体格をしています。
重賞経験こそ無いものの、前走のすみれSではスタート直後にふらついて後方からの競馬となるも、大外を回して直線一気で他馬をゴボウ抜き。終わってみれば2馬身以上の差を付けての圧勝となりました。
まさに「天馬」と呼ばれたディープインパクトの追い込みを彷彿とさせる勝ち方です。
デビュー戦では発走前に放馬してしまい競走除外と、将来が不安になる出来事もありましたがそれ以降は落ち着いたところを見せているようです。
2200mのレースを使われてきたように、距離は長いほうが合っているのかもしれません。皐月賞で好走できればダービーへの期待も膨らむところです。
残念ながら主戦騎手の武豊が負傷休養中のため、鞍上は乗り替わりでベテラン戸崎が務めます。
3枠5番 ヴィクティファルス
皐月賞トライアル、G2スプリングステークスの勝ち馬です。
キャリア2戦目での重賞挑戦となった共同通信杯では、エフフォーリアに完敗の2着となりましたが、舞台を中山に移してのスプリングステークスでは重馬場にもかかわらず直線の切れ味鋭く差し切り勝ちを収めました。
皐月賞と同じ中山の舞台での強い勝ち方、また今週末も雨模様が見込まれることから、条件の近いレースで結果を出せているのはこの馬です。
母の父は欧州の超一流種牡馬ガリレオ。母系には中山競馬場と相性のいいロベルト系の血も入り、ゴール前の坂も苦にしないパワーの裏付けは十分です。
ガリレオの発見した衛星にちなんだ命名となった当馬、はたして衛星にとどまらない輝きをその身に宿せるのでしょうか。
1枠1番 アドマイヤハダル
キャリアは4戦3勝、前走ではホープフルSで5着に入ったシュヴァリエローズが人気を集めていましたが、当馬が好位から直線に入ると、上がり3Fを最速タイムで突き抜けて3馬身差を付けての勝利を収めています。
また、2走前のエリカ賞では上に挙げたディープモンスターを相手に直線伸びて半馬身差の勝利。重賞経験こそ無いものの、阪神での2勝は確かな力を予感させます。
血統的には近親にスウィープトウショウがいる母系。名手ルメールが紆余曲折あり騎乗することも含めて、侮れない存在かもしれません。
その他、出走馬でウマ娘に縁のあるのは以下になります。
ラーゴム:父母父メジロマックイーン
タイトルホルダー:父母母エアグルーヴ
ボーデン:母母母エアグルーヴ
アサマノイタズラ:母父キングヘイロー
ワールドリバイバル:父母父スペシャルウィーク、母父アグネスタキオン
ルーパステソーロはゴルシの直仔なので父も制した舞台に挑みますが、未勝利戦を1勝しただけの7戦1勝、抽選をくぐり抜けてのギリギリ出走です。
おそらく当日最低人気付近ですがゴルシ好きは応援しましょう!
おしまい
2021年桜花賞 4月11日15時40分発走
春G1シリーズ第三戦目は桜花賞。言わずと知れた牝馬三冠レースの緒戦、クラシックの開幕戦です。
近年の牝馬の活躍って物凄いんですが、桜花賞の勝ち馬も過去3年がデアリングタクト、グランアレグリア、アーモンドアイと錚々たるメンツ。コース自体がゴール直前の坂の影響もあり、差しが届きやすい瞬発力勝負のマイル戦とあって、桜花賞の勝ち馬が東京コースなどで好走することも多く試金石も兼ねています。
ではさっそく注目馬をこちらに。事前予想の上位人気順に挙げていきます。
2枠4番 ソダシ
白い奇跡。
白毛というものはそもそも「競馬で勝てるわけがない」という存在でした。それがソダシの母であるシラユキヒメの二番仔(ソダシ全兄)によって2007年に初勝利がもたらされ、地方重賞の勝利、世界初の国際グレード競争勝利など、白毛界の革命ともいえる偉業はすべてこのシラユキヒメ一族から達成されています。
そして満を持して「白毛馬によるG1競争初勝利」となったのが、このソダシです。しかも4戦4勝無敗。これを奇跡と呼ばずして何だろうか。
馬の特徴を挙げるなら、抜きんでた勝負根性がまず第一だと思います。
前走の阪神JF、返し馬では物見(気が散ること)が激しく、ゲート入りもスムーズに行かずに気性にうるさいところを見せていたので、直線で先頭に立ってサトノレイナスに並ばれた時は「ああ、もう競る力は残ってないだろうな」と思って見てました。
ところが、競りかけるどころか一度は抜かれたにも関わらず、そこから気合で抜き返しての2歳女王戴冠。メチャクチャ震えました。
「白毛は体質が弱い」なんて言われたのも一昔前、こんなに精神面・肉体面の両方で優れた馬が出てくるようになったんですね。
2歳明けの緒戦、無敗で挑む桜花賞ということもあり、色々な意味で注目されるレースです。
8枠18番 サトノレイナス
昨年の弥生賞を制し菊花賞3着となったサトノフラッグの全妹です。桜花賞というレースがそもそもディープインパクト産駒との相性が非常によく、過去10年でも実に5頭の勝ち馬を出しています。
サトノレイナスは前走、荒れた内の馬場を通ったにも関わらず力強い走りでソダシとほぼ差の無い2着。血統的には距離が延びれば逆転も十分あるだけに、もしここを勝てれば牝馬三冠の最右翼に躍り出るでしょう。
実際、阪神JFの上がり3Fタイムで言えばソダシよりも時計は上です。一瞬の切れ味勝負になればサトノレイナスに分があるかもしれません。枠は大外となりましたが、逆に前を塞がれずに外差しが狙える好番という見方も出来ます。
そして何より、鞍上がルメール騎手です。これはかなり大きなファクターですね。期待が持てます。
3枠5番 アカイトリノムスメ
すごい名前してますよね。実はこの馬の全兄にG1競争にも出走してる中堅どころがいるんですけど、その馬は「ジナンボー」って名前なんです。ちょっとダサすぎユニークですよね。
しかしながら血統は超一流、父馬は言わずと知れたディープインパクト、母馬はなんと牝馬三冠を含むG1競争5勝のアパパネという「12冠ベビー」かつ「三冠配合」であり、このユニークな馬名も、アパパネという南国の鳥=赤い鳥、の仔というところから付いています。
とはいえ、上にいる3頭の全兄たちもさんざん「12冠ベビー」扱いされてきたものの、重賞勝ちはこれまでありませんでした。しかし本馬は一味違う、前走でG3クイーンカップを堂々1着で制しての参戦になります。
デビュー戦こそ幼さが残るちぐはぐな競馬で敗れていますが、そこからは3連勝と確実に成長を感じる戦績、鞍上には若手ナンバーワンと言える横山武史。
ソダシと初めてぶつかる桜の舞台で「紅白決着」となるんでしょうか。
4枠8番 メイケイエール
血統的にはソダシと縁のある馬です。
ソダシは父クロフネ、母ブチコ(キングカメハメハ×シラユキヒメ)という血統なんですが、メイケイエールの祖母にあたるのがユキチャン(クロフネ×シラユキヒメ)です。
ユキチャンは白毛馬で初となる地方重賞を制したばかりか、地方での最優秀牝馬として年度表彰されたこともある名牝です。当馬の母も白毛なんですが、そこは遺伝しなかったようですね。
トライアルとなるチューリップ賞を同着で制覇しての本番ですが、気性に問題を抱えているところは否めません。3走続けて道中でうるさいところを見せていました。
とはいえ、それでも勝ち切っているポテンシャルの高さ(阪神JFはソダシから0.2秒差の4着)も事実であり、精神面で成長が見られれば一番怖いのはこの馬かもしれません。
枠順も絶好と言ってもよいところを引けています。
6枠12番 ヨカヨカ
ここからは事前人気と関係なく注目馬を。
サラブレッドの生産地は、そのほとんどが北海道で占められています。今は調べたところ98%が北海道産となるようですね。ですが青森、宮城、九州などでも少数ですが生産牧場が現存しています。
ヨカヨカは、熊本で生まれたサラブレッドです。
もともと、熊本県産のサラブレッドがG1競争に出走したことは過去にありませんでした。ところが昨年の阪神JFで、なんとヨカヨカとルクシオンという2頭の熊本県生まれの馬が出走するという快挙が起きたんです。しかもヨカヨカは掲示板内となる5着に大健闘。一躍注目を浴びました。
もう1頭のルクシオンは、残念ながら年明けに調教中の事故により予後不良の怪我を負い安楽死。熊本の想いを背に臨んだ前走のトライアルで見事2着に入り、桜花賞へ挑みます。
8枠17番 ホウオウイクセル
この馬だけは血統表を貼りました。ウマしか知らない、という方にも馴染みのある名前が多数見つかると思います。
母系であるメジロオードリーに繋がる血脈は、今は無きメジロ牧場が連綿と紡いできた日本の競馬史の結晶とも言える血筋。父のルーラーシップもエアグルーヴ-ダイナカールと繋がる日本最高の牝系を持ち、まさに歴史が詰まった血統表です。
ホウオウイクセルの活躍が、ひいてはメジロの名を今後も血統図に残していくことに繋がるのでしょう。ロマン溢れる馬ですね。
その他にウマ娘登場キャラと縁のある出走馬は以下となります。
・1枠1番 ストライプ(父母エアグルーヴ)
・2枠3番 ブルーバード(父父スペシャルウィーク)
・3枠6番 ストゥーティ(父父父グラスワンダー)
・8枠16番 ソングライン(母母父アグネスタキオン)
若い牝馬ってどうしてもムラが大きく、予想が難しいレースではありますが今年も混戦模様です。観戦楽しみたいですね!
おしまい